ドローンやロープアクセスで足場を掛けずに建物チェック できれば建物を守れるレベルを目指す
- 建物修繕
従来、外壁調査は打診棒などで壁面を打診して外壁の浮きの有無を調査するのが一般的です。でも、広範囲で行う場合、足場やゴンドラなどが必要になり、診断費用以外の費用がかかることに。そのため、建物診
断をすべきかどうかお悩みのオーナー様も多いのではないでしょうか。
「当社ではドローンによる外壁撮影(写真上)を無料で行っています。これなら足場を組むことなく、まずは建物診断をすべきかどうか、建物の状態を気軽に確認す ることができます」と話すのは株式会社NENGOの沼尻さん。
建物診断は、ドローンで撮影し目視で外壁のヒビや劣化を確認するとともに、赤外線カメラやロープアクセスでタイルの浮きなどをチェック(写真下)。修繕箇 所が特定できるため、その部分をロープアクセスで部分補修したり、必要な箇所にのみ足場を組んで補修す ることができるので、修繕費用も抑えられます。
「何か問題が起きてから補修するより、定期的にチェックして問題が大きく なる前に対処するほうが、長い目で見ても費用がかからず入居者に迷惑をかけることもないはずです。」先ずはドローンなどで定期的に建物の健康診断を行い、必要であれば建物診断で精密検査を行ってみてはいかがでしょうか。
お話を伺った方
株式会社NENGO 地球防衛隊マネージャー 温熱環境コンサルタント
沼尻 隼人さん