若者向けから高齢者向けの間取りにシフトし増加する高齢者世帯を取り込もう

2023年1月1日時点の日本の人口は前年から約51万人減少し1億2541万6877人でした。しかし、世帯数は増加しています。要因は、核家族化、子供の独立による夫婦2人暮らし、その一方が亡くなり単独世帯になるなどです。今後、単独世帯の増加が見込まれますが、これからの単独世帯は若年層ではなく高齢者です。高齢者は荷物も多く在宅時間が長いため、狭いと選ばれません。これまでの若者向けの狭いワンルームではなく、今後は3030㎡~5050㎡程度の1LDKや2LDKが求められるのではないでしょうか。

最近10 年間の日本の世帯数と1 世帯平均構成人員の推移

※各年の1月1日時点の数値

出典:総務省2023年7月公表「住民基本台帳に基づく人工、人口動態および世帯数」

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