建物の長期活用に向けて、大規模修繕の前に建物劣化診断を行うことの重要性を解説。診断結果をもとに、予算に応じた修繕計画の立案が可能になり、空室リスクや費用の最適化にもつながる。
当社は15年前からビニールクロスの原状回復において部分張替えを導入し、工事費の削減と環境への配慮に取り組んできました。武蔵野大学との産学連携により、クロス使用量削減によるCO2排出削減効果を可視化。検証の結果、1㎡あたり0.412kg-CO2の削減が可能であることが判明しました。この手法は7.9Lのガソリン削減に相当し、乗用車80km分の排出削減効果と同等です。今後は業界全体での取り組み拡大を目指します。