新耐震基準でも大規模地震で倒壊の恐れあり? 地震に備えて耐震診断と耐震補強の検討を

一般的に1981年(昭和56年)6月以降の新耐震基準で建てられた建物は「震度6強~7程度の大規模地震でも倒れない」とされています。ところが木耐協の調査によると、新耐震基準でも6割が「倒壊する可能性が高い(木造在来工法1階建てまたは2階建ての住宅)」という結果に。今回の能登半島地震でも多くの建物が倒壊しました。

今後も大規模地震が予想されており、旧耐震だけでなく新耐震基準の建物も耐震補強を行い備える必要があります。先ずは耐震診断で建物状況を確認することをお勧めします。

新耐震基準(1981年6月~2000年5月)の安全性

※対象の住宅は「1950(昭和25)年〜2000(平成12)年5月まで」に着工された「木造在来工法 1階建てまたは2階建て」の住宅です。

※円グラフ出典:日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(略称:木耐協)耐震診断結果調査データ(2022年3月版)

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