テクノロジーの発展とともに 鍵は入居者が管理できる時代に
- 賃貸経営
賃貸物件の管理をしていると、よく入居者様から「鍵が回らない」「鍵を無くした」「鍵を室内に忘れてオートロックがかかってしまった」といった問い合わせをいただきます。
鍵があるからなくしたり、忘れたり、回らなくなるわけで、鍵がなくなればどうでしょう。鍵を持って出かけたり、鍵穴に鍵を差し込む必要がなければ、このようなトラブルは防げます。ちなみに、鍵が回らなくなるのはスペアキーの使用や途中で鍵を抜くなどしてシリンダーが摩耗するからです。
鍵は進化しています。今では電子キーやカードキーにする住宅も増えています。また、スマートフォンで開けられるスマートキーもあり、鍵を持って出かける必要も なくなってきました。スマートフォン―つで家中の鍵の施錠・開錠ができれば、ものすごく便利ですね。
鍵を無くしたり、忘れたり、鍵を使わなくなれば、トラブルは減少します。また、今は管理会社がトラブルに備え鍵を保管していることもありますが、入居者様の中には管理会社が予備の鍵を持っていることに、不安を感じる方もいらっしゃいます
テクノロジーの発展とともに、入居者自身で部屋の鍵の管理ができる時代も、そう遠くはないかもしれません。
株式会社市萬
賃貸事業部
宅地建物取引士賃貸不動産経営管理士
松本 真之介