マイナス金利政策が影響し上昇した不動産価格は今後の金利政策によって下落に向かうのか?
下記グラフは全国住宅地の価格指数の推移です。戸建住宅の指数は下がっていますが、住宅地やマンションの指数は上昇が続いています。日銀によるマイナス金利政策で住宅ローンの金利も引き下げられ、住宅を購入する人が増えたことによる需要の高まりが、マンション価格の高騰の大きな要因です。しかしここにきて、国債の長期金利上昇の影響を受け、大手金融機関の10年固定の住宅ローン金利は引き上げられています。今後、日銀が金利上昇政策に舵を切った場合、不動産価格が下がる可能性があります。